ピュシスでは2度目の展示となるMIONASHIMIZU。
今回は「Shibori 留」シリーズによる、
鞄がメインの展示販売会をピュシスにて開催いたします。
Shibori留 シリーズは、絞り染め技法である
「くくる（括る）」という手法を用いて、
ミシンはほとんど使わずに、
糸による絞りの圧力のみで布を形作っています。

絞り染めは本来、
「紋る→染める→解く」と工程を踏みますが、
最後に解いてしまう糸をあえてそのまま残すことで、
プロセスの一部分を布に留めて、
手仕事の証として魅せています。

shibori留シリーズならではのリアルな絞りの表情（四凸）を、日々の中で楽しんでいただけるような作品たち。
手に取っていただけますと幸いです。

Material
布
silk40%
cotton 60％
ビーズ
plastics
糸
cotton

size
縦19cm×横15cm
持ち手　全長102cm



『MIONASHIMIZU』
Textile artist / SHIBORI
絞り染め技法の基本所作である
「くくる」「ぬう」「たたむ」。
これらの手法に、布の特性を取り入れることで立体(凹凸)作品を制作している。
絞りの連続性や絞る行為に興味を持ち、絞ることで浮かび上がる布の存在や痕跡を記憶と繋ぎ合わせるようにしてかたちづくっている。主にインスタレーション・立体作品（アートピース）を手がける。

Textile artist / SHIBORI
The basic movements of the tie-dyeing technique
The basic movements of the tie-dyeing technique: "wrapping", "stitching" and "folding".
By incorporating the characteristics of the cloth into these techniques, she creates three-dimensional (uneven) works.
She is interested in the continuity of the squeezing process and the act of squeezing, and forms the existence and traces of the cloth that emerge from the squeezing process by connecting them with her memories. She works mainly with installations and three-dimensional works (art pieces).

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